第1章

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そう、蓮の疑問も最もだ。 普通にいけば召喚されたものは全員で7人が正解のはずだ。 これが七属性に由来するとマスタスも言っていた。 つまり一人多いのだ。 「すいません王女様、七人の勇者について説明してもらえませんか?」 とりあえず、昔にもこのようなことがあったらしいのでそこから掘り下げていく蓮。 「そういえばそこらへんの説明もまだでしたよね?とりあえず、時代は三百年ほど前、魔族が、あ!魔族についても説明しないといけませんね! というかこの世界のことからですよね! この世界はイヴァリースと呼ばれています。その中でも私たちが住んでいるのはレース大陸のマーリア王国です。レース大陸はひし形のような形になっておりわたし達の国はちょうど真ん中の方にあります。 そしてレース大陸の左には獣人の住むパリーナ共和国、右にはガルゴ帝国と呼ばれる国が、そして下にはルーマニア神聖国とよばれる人間が支配する国の中で一番大きな国があります。 そしてここからが本題ですが、大陸の上の方には魔族が支配する国があります。 そして、魔族の説明をしたいのですがいきなりこんなに大きなことをたくさん話したのでみなさん大丈夫ですか?」 王女様に問われるとみんな一様に頷く。 (まあ、情報はあればあるだけいいのだし国についてはまたちゃんと調べれるから国名だけ覚えてればなんとかなるしな。) そう結論づけて連も頷いた。
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