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「相撲」
それは日本の国技にして神事でもある。
古来より力士達は力の神の化身とされ、
四股を踏む行為は大地から立ち昇る魔物を鎮めるらしい。
それ程神聖な国技で今活躍しているのは外国人力士であり、
彼等は日本人が忘れてしまったハングリー精神を持っていても礼儀や品格に欠けていた。
なので俺、持田タケルは相撲を日本人の手に取り戻すべく相撲部屋に入門した、
しかし・・・・・
「オラァちょっと強いからって調子乗ってんじゃねえぞ!!」
ボコッッ!
「いきなり兄弟子である俺に勝つんじゃねえ!」
ドスンッ!!
そう俺は兄弟子たちからシゴキと言う名のリンチを受けていた。
「餅之山~これ位のシゴキで根を上げてちゃ力士失格だぞ、
親方の俺が直々に稽古つけてやる。」
親方が土俵に上がった、手加減してくれる訳はない、
負ければ再びリンチだ。
「はっけヨーイのこった!」
「うおぉりゃあぁあ!!」
バキイィ!
「ぐはあ!!」
親方は俺の張り手を喰らって吹っ飛び、
壁にぶつかって動かなくなった。
稽古中の事故として処理されたが俺は親方を殺してしまったのだ。
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