インドネシアのバリ島

4/4
前へ
/37ページ
次へ
『サワデ・・・・・サワデよ』 すると死の淵で薄れゆく意識の中で、 突如脳裡に男の声が響いた。 「な、なんだあ?貴方は一体?」 『我が名はシヴァ、 このヒンドゥー多元宇宙を、 いや超空間(ハイパースペース)に浮かぶ全ての多元宇宙(マルチユニバース)を司る破壊神なり』 「おぉ本当に神様キター! しかし破壊神? 俺もう破壊された後なんですけど・・・・・」 『俺はただ闇雲に破壊する訳ではなく、 破壊後の再生も司る。 死神ヤマが造ったランダを放っておいては人々が危険だ。 向こうも我が友の蚩尤(しゆう)がドワーフ達と造り上げた、 超光速欺瞞霊巫(タキオンチャフ)を装備しているしな』 「は、はぁ・・・・・じゃあ神様が自分であの化け物倒したら?」 『俺自身は他の神仏の相手や、 新たに始まった秋アニメや車のライダー見るのに忙しいので、 皆を救う為に特別にお前を生き返らせてやろう』 「神様が忙しい理由が引っ掛かりますが、 それは噂の転生チート!? すげぇ俺Tueee!になるんですね!?」 『いや別に異世界には行かず、 この世界に転生だぞ? 超能力や魔法与えるのとも少し違うし。 俺自身は改造は門外漢だったのだが、 スーパー神話大戦ことラグナロク以降、 蚩尤やドワーフの王アンドヴァリの技術も身に付けた。 お前を我々神代星人(デーヴァガリアン)が使う霊的稼動機械(スピリチュアルマシン)に、 生体パーツとして組み込む』 「よくわかりませんがオナシャス!」
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

51人が本棚に入れています
本棚に追加