6人が本棚に入れています
本棚に追加
桃「自分で出れるから…」
モソモソ…
パカッ。
桃「こんにちわぁ…桃太郎でぇす…。」
桃の中から大きな男の子が出てきました。
それはそれは大きな男の子で、たぶん高校生くらいです。
爺・婆「アンタ誰だぁ!?」
桃「えぇ~…桃太郎だってば…。今言ったじゃん。てか、桃の中ケッコー疲れたわぁ。お茶下さい…。」
婆「何でこんなことしてるん?」
桃「夏休みでヒマで…。プチ家出しまくってたら、母ちゃん怒って家に入れてくれないし…。しばらく置いてくれませんかねぇ?」
爺・婆「………。」ポカーン…。
桃「ちゃんと鬼退治行くし、恩返しするからぁ…。いいでしょ?おじぃーちゃん❤おばぁーちゃん❤❤❤」
爺・婆(甘えられるのなんてヒサブリ…ちょっとキュン…❤)
桃「僕いい子にするからぁ!!!」
爺「まぁ…。」
婆「夏休みだけなら…。」
桃「やったぁ!」
てわけで、桃太郎はおじいさんとおばあさんの家に転がり込みました。
最初のコメントを投稿しよう!