彼女の事情 【JYUNPEIの場合】

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「簡単な話よ」 長い髪の間から 「私を抱きたいなら私を生かすだけのお金が必要なの」 黒いブラのホックが見え隠れする。 気づけば僕は 乾ききった喉から 「おねえさん――いくら?」 声を絞り出していた。 彼女はぷっと吹き出すと 「そうね。高校生だからまけてあげる」 笑った――。 衝動。 その瞬間 僕は彼女を ソファーに押し倒していた。
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