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薄いシフォンのガウンから
艶めかしい足がのぞく。
「月に100万円必要なんですって?」
「ああ、はい」
手招きされるがまま
僕は彼女の隣に座った。
「高校生がそんな大金、何に使うの?」
綺麗にネイルを塗られた指が
僕の太ももをしごくように撫でる。
「あの……言わなきゃダメですか?」
僕はただ、身を固くして俯いた。
「まあ、言えない事なの?」
肉感的な唇は僕の頬に触れ
耳に触れる。
「いいわ。見かけによらず悪い子なのね」
僕の経験が浅いせいだろうか――。
快感を感じるどころか
なんとも屈辱的だった。
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