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広大な地、アメリカ……。
その、果てしない力に満ちた大陸を自らの血と肉で制さんとする、遥か西方の島国、日本から訪れたとある社長と、秘書が、三番目の勇者として、シアトル国際空港に訪れたのだった。
その、社長(女社長なのだが)は、込み入った空港に足を踏み入れて、溜め息を吐いた。
「ルイ君……」
「ああ……」
二人は、その先に歩いて行き、あるチェーン店の喫茶店の椅子に腰を下ろしたのだった……。
「ルイ君、ちょっと……」
「おい、どうした?」
いきなり席を立った、社長、芹佳は、いきなりウンコを洩らした。
「キャッ!!」
本人は、悩み事に揉まれて、レイプされたことがあって、恨んでるとか、演算番に出て、ちょっと、ルイ君はショックだった……。
「おまえ!」
換えのオムツパックを芹佳に渡しそこねて、ルイ君は、ウンコを洩らした。
本人は、恥ずかしいコトがムカつくが、そのことをどうにも出来なく想っている。
と、演算番に表示される……。
二人は、
「アメリカめぇ~~!」
「ユクユクはおめぇらを~~!」
と怒り、野球のチケットをプレゼントされたのだった……。
「アメリカってイイ国ね」
「ああ……、意外とな」
二人は、荷物を受け取りに歩き出した。
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