第1章

2/7
前へ
/7ページ
次へ
広大な地、アメリカ……。 その、果てしない力に満ちた大陸を自らの血と肉で制さんとする、遥か西方の島国、日本から訪れたとある社長と、秘書が、三番目の勇者として、シアトル国際空港に訪れたのだった。 その、社長(女社長なのだが)は、込み入った空港に足を踏み入れて、溜め息を吐いた。 「ルイ君……」 「ああ……」 二人は、その先に歩いて行き、あるチェーン店の喫茶店の椅子に腰を下ろしたのだった……。 「ルイ君、ちょっと……」 「おい、どうした?」 いきなり席を立った、社長、芹佳は、いきなりウンコを洩らした。 「キャッ!!」 本人は、悩み事に揉まれて、レイプされたことがあって、恨んでるとか、演算番に出て、ちょっと、ルイ君はショックだった……。 「おまえ!」 換えのオムツパックを芹佳に渡しそこねて、ルイ君は、ウンコを洩らした。 本人は、恥ずかしいコトがムカつくが、そのことをどうにも出来なく想っている。 と、演算番に表示される……。 二人は、 「アメリカめぇ~~!」 「ユクユクはおめぇらを~~!」 と怒り、野球のチケットをプレゼントされたのだった……。 「アメリカってイイ国ね」 「ああ……、意外とな」 二人は、荷物を受け取りに歩き出した。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加