傷だらけのJ 【JYUNPEIの場合】

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「はい……」 僕は職員室を出る時のように もう一度軽くお辞儀して寝室を出た。 その頃には もうすっかり 抜け殻みたいになっていて――。 背後に立つ大男の影にさえ 気づいてはいなかった。
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