764人が本棚に入れています
本棚に追加
赤紅くんは一目散にクロー
ゼットを開けました。そこに
は、恥ずかしい姿でうるうる
と瞳を潤ますオジサマがっ!
「ま、牧村さん!!これは……
なんて恥ずかしい格好させら
れてるんですかっ!?俺だって
見たこともないような格好さ
せられて、ヤバいよ!マジで
これは……ちょ、ちょっとい
いかも?」
赤紅くんはオジサマに萌え
てしまいました。
「しくしく」
「あ、ごめ!泣かないで!泣
き顔は大好きだけど!」
赤紅くんは慌てて縄を解い
てあげました。
「純平君……」
「牧村さん、大丈夫?」
しっかりと抱き合う二人の
背後に近付く黒い影――
「うふ。それじゃあ、三人で
仲良く遊ぼうよ~」
「お、狼さん、牧村さんにこ
んなことしやがって、覚えて
ろよな!お前なんかキライだ」
最初のコメントを投稿しよう!