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「そうだよ！狩人に一発ヤッ
てもらわないとネー」
「おま、それ絶対違う意味で
言ってるだろ」
「んー。困ったねぇ」
――その狩人さんはと言う
と……
「チッ。何が赤紅くんだ、下
らねぇ。銃撃てるから狩人役
って安易過ぎるだろうが。し
かも狼役が朱里とか、ぜって
ぇ撃っても倒れねぇだろ。も
っと撃って～とか言って、ま
とわりつくに決まってる。誰
が行くかよ、糞」
狩人さんは猟銃を片手に森
の奥へと姿をくらましました。
いつまで経っても現れない
狩人を諦めた赤紅くんは、無
理やり狼さんを外に押し出し
て、大好きなオジサマと幸せ
に暮らしましたとさ――
めでたしめでたし……？
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