第2章

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そして今回は、看護学校の生徒も実習に来ていた。 楽しみ二倍。 ますます顔の締まりが無くなっていく。 外来の実習にもオニクと一緒に一人の看護学校の生徒が配属された。 「よ、よろしくお願いします。」 初めての実習のようでかなり緊張しているようだ。 メモを挟むバインダーを胸の前で抱えている。 バインダー…邪魔だな。 肝心の胸の曲線が見えない。 バインダーの角度から、かなりの貧乳らしいことはオニクの経験から明らかではあったのだが… 「俺は実習生の尾仁久。よろしくな。 実習は、初めてか?」 「はい、私は相川琴子です。よろしくお願いします。」 これがオニクと琴子の運命の出会いだった。
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