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「キャー!佐多君だ。」
取り巻きの女達が色めき出した。
「おはよう。」
優しい眼差しで女性達に応える亨。
「相変わらずのすかしたヤロウだな。」
女子大生は、オニクと亨に手を振りながら二人から離れていった。
オニクは去っていく女子大生に手を振ると、何かを思い出したように亨に近づいた。
亨の耳元に口を寄せる。
「昨夜はどうだった?
瞳ちゃん落とせたのか?」
亨はニンマリと笑いながら親指を立ててみせた。
「チクショウ!一人抜かれた!」
オニクは悔しそうに頭を抱えてしゃがみこんだ。
「俺の勝ちだな!うちの女子大生で俺らがヤってないヤツ残ってないだろ?」
オニクと亨は、どちらが多く女子大生とベッドを共にできるかを競いあって楽しんでいたのだ。
「 亨、いつかお前…女に刺されるぞ。」
「オニク、その言葉ソックリお前に返す!」
「俺はそんなへまはしねえ。
お互い遊びって割りきってるしな。
昨日は三人のオッパオ吸えた!
俺のコニクちゃんも大活躍よ!」
自分の股間を指差し笑った。
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