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えっ？
はじめましてじゃないって どういうことだろう？
「拓斗何言ってんの
鈴音あんたのこと知らないって言ってたよ？
鈴音 拓斗のこと知ってるの？」
「いや 私氷室くんのことなんて知らない」
あっ………氷室くんなんてって言っちゃった！
傷ついたかな…………
「『氷室くん！？』きもちわりぃ呼び方すんな！
お前のせいで鳥肌 たったゎ。」
えっ…？
氷室くんって君付けがダメってこと？
でも 男の子って普通は君だよね………
まぁ本人の希望ならしょうがないか
「氷室さん！
ごめんなさい 君付けが嫌だなんて知らなくて……」
「プッ！
ワァハハハハハッー」
星輝……？
爆笑しすぎでしょ………
「鈴音 プ
あのな 拓斗は拓斗はって呼んでほしかったんだよww プププププ
なんでかゎ知らねぇけどなww ワハッハッハッ」
えっ？
そーゆーことなら言ってくれればいいのに
「拓斗 あんた何言ってんの
鈴音困ってんじゃん！
鈴音気にするコトないよ コイツ頭オカシイから。」
「はぁ──────？
頭おかしくなんてねぇよ
オイ 本当に俺のコト覚えてねぇのかよ」
えっ！
覚えてないも何も初対面ですが？
「あの………
はじめまして じゃないんですか？」
け……敬語になってしまったっ！
「マジで忘れてんのか おまえ……」
えっ いや そんな勝手に落胆されても 私の頭の中にあなたは存在しないんですけど……
「鈴音と知り合いなのか？」
星輝Nice Question!
「知り合いもくそも
幼馴染みで………
許婚だっ！」
「「「許婚っ！」」」
まってまってTime
許婚がいるとか聞いてなし まず拓斗の事知らないし
許婚って 結婚の約束してるってことだよね？
えっ？ えっ？
「ちょっ？
拓斗どーゆーことよ？」
「お前 俺に許婚がいるなんて言ったことねぇよな？
どーゆーことだよ 鈴音も知らなかったみてぇじゃねぇか！
パニクってなんか変なのしだしたぞ
おい 鈴音何してんだよ」
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