再会

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「えっ……… でも桜さん陸上の世界大会でダントツTOPとってたわよね? 陸上界の1000年に1度の逸材とまでNEWSで言われたわよ?」 なんで知ってるの…………? 確かに私は過去に世界大会で優勝している。 でもあれは……………(T ^ T) 「どーして知ってるんですか? 隠してたのに………」 「生徒のことを調べるのは当たり前よ スパイが入学してたら大問題だしね」 そーだった! ここは超がつくほどの金持ち校だ…… 政治家の娘とかもいるからスパイ入学防止の為に生徒のことを調べ上げるんだ………(泣) だからクラスを教えてくれなかったのか……… …………ん? 私はスパイかもって疑われてたってコト─────── 「あの……… クラスの人には秘密にしてください おねがいします」 「えー なんでー? もったいない 桜さんが嫌なら黙っておくけど…… でもあいつら すでに知ってるかも………」 「ありがとうございます! ん………? すでに知ってるかもぉ? どーゆう意味ですかぁ─────── ((((;゚Д゚)))))))」 「あいつら情報網すごいから………(苦笑)」 そんな……… どうしたらいいの もぅみんなが知ってるなんて(泣) 「どうして足が速いコトを隠したいの?」 「みんなより足がちょっと速くてなんの役に立つんですか? 別に足が速いコトで誰かを助けるコトが出来るわけでもないし………」 「そんなコトないゎ 誰かと一緒にいる時にもし、襲われそうになっても あなたは友達を連れて逃げれる可能性があるし、あなたがこれから活躍するコトでそれを支えにする子がきっと出てくる」 「なんか責めるみたいになってすいません 進藤先生が悪い訳じゃないのに……… ありがとうございます。 そうですね 誰かを救える可能性が他の人よりある」 進藤先生と話すとなんだかスッキリするな 「それにあなたは走るコトだけじゃなくて運動能力が高いのもあって2-Sに入れたのよ」 「ありがとうございます。進藤先生」 「さぁ ついたゎ 今日からここでがんばってね」 「はいっ」 ──────────────ガラガラガラ
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