第3章2人の未来
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『おめでとうございます。女の子ですよ』 取り上げてくれた助産師さんに告げられた。 臍のうを切ると産湯につけられて… 私の元にやって来た赤ちゃん。 「留音、ありがとう」 凜太郎は泣いていた。
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