昭和10年末。

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「大胆かと思えば鈍感で、それでいてとても優しい人…」 「誰かさんそっくりやね」 ユリネの言葉に、悪戯っぽく微笑みつつそう応えるキャサリン。 やがて女性陣二人の暖かな眼差しは、いつしかお菓子の相談そっちのけでオラルト氏と話し込んでいる某海兵3号生徒に注がれるのであった。
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