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引越し当日の朝、古田と京田は、朝八時過ぎにアキの部屋にやって来た。
「おぉー!引越しって感じだな」
とかるーいノリの京田。
「結構荷物あるんだな」
といつもクールな古田。
『古田さん、京田先輩、わざわざ来てもらってすみません。
それと、昇進おめでとうございます』
とアキは二人にお祝いを言った。
「星川、久しぶりだったな。
案外元気そうで安心したよ」
古田は優しく声を掛けた。
「星川、昇進なんて、たいした事ないんだ。
まっ、古田は課長補佐だから、ちと違うけどな」
と明るい京田に、アキは微笑んだ。
「古田さん、京田さん、早かったですね」
コンビニに行っていたゆいが戻って来た。
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