94人が本棚に入れています
本棚に追加
焼肉屋に着いた二人は、早速注文開始。
「まずは、ビール二つ、ジンギスカン三人前
と骨付きカルビでしょ、それからホルモンでしょ、タン塩でしょ、石焼ビビンバ二つに…」
とゆいの注文は止まらない。
店員は驚いた顔をしていた。
『ゆい、ひとまずはこれくらいで。
後は食べてから、また注文しょう』
とアキが注文を止めた。
「あっ、そうだね。じゃこれで」
店員は注文を復唱して、戻って行った。
『ゆいの食欲旺盛は相変わらずだね』
とアキは微笑んだ。
ビールが来て、二人は乾杯をする。
「食べる楽しみくらいないとさ。
あっ、明日の朝、古田さんと京田さんも手伝いに来るって言ってたよ。
引越しは、人がたくさん居た方がいいでしょ」
ちょっと複雑なアキだった。
最初のコメントを投稿しよう!