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「私は、課長が結婚するのはアキだと信じてる。
今はまだ、課長も迷ってるかも知れない。
でも、必ず大切な人がアキだと気づくはず。
嫌、もう気づいてるかも知れない。
ただ、簡単にはいかない…。
アキと課長には時間が必要なんだよ」
『ゆい、ありがとね。
どっちにしても、あの会社に私は居ない方がいい。
その事だけは確かなんだよ。
ゆい、課長には何も言わないでね』
焼肉がこげていた。
「分かった、私は見守ってるから。
あぁー!焼肉こげてる、アキ早く食べて」
『ひぇー!真っ黒こげだぁー!』
アキはゆいの温かさを感じていた。
そして、ゆいはアキの課長への深く、確かな愛を感じていた。
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