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こうやって、一人きりで自然の姿をながめている時間が好きになったのは、つい最近のことのように思います。 海も、山も、川も、いつもすぐそばにある空気でさえも、四季がめぐるたびに様々な顔をわたしに見せてくれるのです。 その表情のひとつひとつがわたしの瞳を通じて心の奥に沁みていき、やさしく琴の糸に触れては去っていくのでございます。
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