第1章

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 とはいえ、この頃までは、まだよかったのです。 この頃は、純粋に相手のよろこぶ顔が見たい、という気持ちでことにあたっていたからです。 けして、その裏に他の感情はありませんでした。 だからこそ、わたしも相手の喜びを、素直に感じ取れていたのであります。
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