第1章
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その日から、わたしの純粋だった心は、少しずつ狂っていきました。 けれども当時のわたしは、そのことに気づくことはありませんでした。 それからさらに月日はめぐり、とうとう卒業の日をむかえました。 まだ肌寒い季節の折、友人たちと最後の別れを惜しんで、何枚も写真を撮ったことを覚えております。 かくして、わたしは高等学校を卒業したのです。 歪んだ心の芽とともに。
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