第1章

3/5
前へ
/5ページ
次へ
 それからさらに月日は流れ、わたしは高等学校に入学し、今までとおなじように純粋な気持ちで、「いい人」であり続けました。  周りからの、わたしへの評価は、日を追うごとに高まっていきました。 「優しい」、「誠実」、「立派である」、それらの言葉は、まるでわたしの代名詞かのようになっていきました。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加