第6話

第1章

　そんな日々がつづいたある時、わたしはついに倒れました。

会社で仕事をこなしていた昼過ぎ、ふっと目の前が白くなり気を失ったのです。

　わたしはすぐさま病院へ運ばれました。
お医者様方が手を尽くしてくださったおかげで、その夜には意識をとりもどすことができました。

目を覚ますとそこには社長や同僚、そして両親まで駆けつけてくれておりました。