第六章

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「結婚指輪していたし、子供がいるって聞いていたから。」 「そうなんだ…ハナさんの子供だったら悪いと思って声かけなかったんだ。」 「…うん、そうだね。彼女はその時俺に気づいてくれたけど、結局は家庭を選んだ。もし、来年も待ってたら来てくれるかもってそれでも期待してたよ。でもそこで家庭を選ぶのがハナさんだと思う。」 「確かに…不倫だもんね。」 「なんか、ごめん。」
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