スーパー神話大戦-DARK SIDE OF GODS-

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スーパー神話大戦-DARK SIDE OF GODS-

「よ~し今日のノルマ達成と・・・・・」 インド神話の破壊神シヴァは宇宙の外に広がる超空間にて、 今日の予定数の宇宙破壊ノルマを達成し、 樹脂製ボードに挟んだ記録用紙に、 三叉のボールペンでチェックを入れた。 「さ~て帰ったら飯食って風呂入ってから嫁とムフフ」 一仕事終えて自宅のカイラス山に帰ろうとしたその時! 酒に酔って土産物片手にフラついていた、 クトゥルー神話の混沌魔神アザトホースとぶつかった。 「あっお前!」 「もしや!?」 アザトホースは怒る度に宇宙を破壊出来る混沌の魔神であり、 シヴァとどっちの方が強いか度々ネットで議論されて来た。 お互い宇宙破壊数を競い合うライバルであったが、 面と向かって会うのはこれが初であった。 「お前!度々俺に挑みやがって!」 「貴様こそ私に勝てると思っているのか!?」 「野郎!」 シヴァとアザトホースは近くに有った宇宙を掴むと、 まるで枕投げの様に互いに投げまくった。 いや、破壊神と混沌魔神にとっては宇宙は枕ほど柔軟性の有る物ではなく、 豆腐かシャボン玉の様にすぐ壊れる物でしか無い。 「アザトホオォォス!喰らえシヴァスタアァアァアビイィィィム!」 「シヴァアァアァア!そんな物効くかアァアァア!」 シヴァは額の第三の眼から破壊光線を放つが、 アザトホースは体がエネルギー体ゆえに自ら散ってシヴァの背後に回り込んだ。 「だが甘いぜ!」 「なにぃ!?」 シヴァは時間を操り逆にアザトホースの背後に回り込んだ。 そんな事を繰り返して避けてぶつかっていくうちに、 シヴァとアザトホースは関節技の試合の様に絡まり合った。 「シヴァ!貴様を飲み込みの穴と言う穴から触手にした、 私の体を流し込んで内部から破壊してくれる!毛穴からもな!」 「アザトホース!お前にこそ俺の髪の毛と首や頭に巻いた蛇を、 巻き付け締め付けチ〇コも突き刺しグチャグチャの混沌にしてやるぜ!」
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