Love,too Death,too

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 彼が私に最後に贈った誕生日プレゼントに添えたカードに書いてあった『Loveyou』の文字は偽りだったのであろうか?  あのカードに刻まれたピリオドが、そのまま愛の終点になってしまったのだろうか?  私は迷いながら、未だに傍若無人な彼に惑わされているらしい。  愛さえも、死さえも、私は彼に捧げていたのに、この気持ちすら無駄と言われたようで。 「…………」  私は顔を上げた。  行くのだ、愛しい人に会いに。  もう、嫌われたって構わない。元々から私は棄てられた女なんだから。
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