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>流☆星さんからの短歌
髪ゆかば 潮騒ないても 海風に
なびくは心 君の生き様よ
夕陽をバックにした禿げキュン、いただきますたヽ(=゜▽。)ノワ-イ
ご本人様いわく、髪はさようならして風に揺れることはないが、私の心はあなたという人間の生き様が発する海風になびいているわ…!、というキュンキュン短歌だそうです♪
潮騒の音(鳴いて)と、静かな海(凪いで)をかけて、目にも耳にも海が広がります。
海を前に腕組みして仁王立ちするやっくん(八雲さん)が、目に浮かびますた(//▽//)
私の深読みすぎかもですけど、奈良時代の歌人、大伴家持が詠んだ一首に「海ゆかば」という句を含む有名な短歌があるのですよ。
昭和の軍歌「海ゆかば」の方が有名かな?
軍事利用された過去があるこの短歌ですが、本来の意味としては「あなたのためなら死ねます!」という、何とも熱血な一首なのです。
上司のために生涯をかけて死ぬ、ということは、現在ではあまり受け入れられる価値観ではありませんが、奈良時代当時としては、最高の敬意の表現方法だったのでしょう。
夏の海とお禿げと熱血漢か…よーし、でわこれでどうだっ?!
>詠波の返歌
去るものは かへり見はせじ 海風の
はげしい唸りは 君の辺にこそ
抜けてしまった髪も過去も、うじうじ振り向いて思い出すことはない。
私の心の海風は、すべてあなたのために吹いているのだ。
大伴家持の短歌「海ゆかば」から、「かへり見はせじ」と「君の辺(へ)にこそ」をお借りしました。
『本歌取(ほんかどり)』という、短歌の作成技法のひとつです♪
もちろん、「激しい」と「禿げ」をかけておりますw
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