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>詠波
抜け落ちた 毛髪集めて 総数カウント
逆算繰り返す 我が賞味期限
私も以前ストレスハゲったときには、毎日のように抜けた髪をカウントしたものです(笑)
>なおさんからの返歌
目に見えぬ 痛みが一つ 共に去る
神(髪)さまいつか また会う日まで
禿げキュンイベント参加者、短歌作品先駆者のなおさんから返歌いただきました(≧∀≦)
お禿げに対して悲壮感をただよわせている私の短歌に、
「(禿げから老いが連想されることから)年をとっていいこともある。辛い過去を手放すことができるし、死すら怖いものでもなくなっていくよ」
という、前向きなメッセージを下さいました♪
音として「かみ(髪)」を入れることで、素晴らしい禿げキュン短歌になってます!
なおさんとは詩でもおつき合いがあるのですが、奥深くて優しさに満ちた、なおさんらしい返歌だなあと思いました(´`*)
>詠波の返歌
熟すれば 苦味もやがて 抜けていく
かみと語らうも 楽しからずや
私の最初の一首が賞味期限の話だったので、味覚を引っぱってきてみました♪
下の句は「苦労をへて、あの世で神さまと語らうのも、きっと楽しいでしょう。」という意味と、
「自分の髪と(または、同世代の友人と髪について)語らうのも、また一興」という意味の二つを持たせました(^^*)
>かほ☆さんからの返歌
抜け落ちて カウントダウン 始まれば
心に響く 君のはげまし
私を短歌の世界にいざなってくれた、かほ☆さんから返歌いただきました!
こちらの短歌も、趣向がこらしてあって素敵ですねぇ。
「(禿げて)人生のカウントダウンを感じると、人の優しさが胸に響いてくるようになる。」という意味と、
「自分も禿げを意識するようになって初めて、君の気持ちがわかるようになったよ」という意味があるのではないかと、無駄に深読み(笑)
>詠波の返歌
一心に 数える指とめ ふりむけば
そっと置かれた ワカメおにぎり二つ
さり気ない優しさは、何よりもの宝物ですね♪
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