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「悪いけど、僕は忙しいから。じゃあね。」
少し、頭のおかしい子なのかな?
あんまり関わらない方が身のためだ。
しかし、紫音、紫音て。
池谷さんと親しかったのかな?
もしかしたら、妹みたいに可愛がっていたのかもな。彼女、優しいから。
そう、彼女は誰にでも優しいから。
「あっ!」
目の前に例のジャンク屋を発見した。
昨日もそうだったが、池谷さんの施設とわりと近かったんだよな。
僕はカメラをつかむと、意を決して店のドアを乱暴に開けた。
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