Shot【2】

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「悪いけど、僕は忙しいから。じゃあね。」 少し、頭のおかしい子なのかな? あんまり関わらない方が身のためだ。 しかし、紫音、紫音て。 池谷さんと親しかったのかな? もしかしたら、妹みたいに可愛がっていたのかもな。彼女、優しいから。 そう、彼女は誰にでも優しいから。 「あっ!」 目の前に例のジャンク屋を発見した。 昨日もそうだったが、池谷さんの施設とわりと近かったんだよな。 僕はカメラをつかむと、意を決して店のドアを乱暴に開けた。
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