第1章

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「いいよ」 「……え?」 私の言葉に不思議そうに小首を傾げる里香ちゃん。 「あんまり頻繁には無理だけど、少しくらいなら協力する」 「本当!?」 「うん」 里香ちゃんの、水上さんに対して真っ直ぐに向かう純粋な気持ちが、少しでも届けばいいな。 小躍りしそうなほど喜ぶ里香ちゃんを見て、私は心からそう思った。
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