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結婚して1年後に長男が誕生し、その5年後に次男が誕生した。
それから更に3年後、待望の長女が誕生した。
「ほーら凪(なぎ)高い高ーい」
「きゃあ~」
天井近くまで高々と掲げてやると、ケタケタ笑うかわいい天使。
当然、長男、次男もかわいいのだが………
父親目線からの女の子のかわいさは格別。
ましてや、歳がいってからの子供となるとかわいいの度合いが違ってくる。
「凪~お前はどうしてこんなにかわいいんだぁ?」
「あ~う~」
「だぁあ、もう~かわい過ぎんだろ~」
華に似て決して大きいとは言えないが、キラキラと澄んだ円らな瞳。
下膨れた白いほっぺた。
ムチムチした手脚。
どれをとっても俺を魅了する要素は満載で……
「あう~」
「ほんっとにかわいいなぁ、お前は。パパをこんなにメロメロにして………いけない子だ」
言いながら、ふっくらした頬に口付ける。
「うぅ~」
「っとに、かわいい奴め」
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