第1章

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どさっ……となまけものさんが倒れます。うさぎさんは頑張って支えます。うさぎさんが力持ちなのかなまけものさんが軽いのかわかりませんが立たせることに成功します。 「なまけものくん……ちゃんと立って下さいよぉ……とりあえず席にすわりましょ……?」 うさぎさん、なまけものさんを引っ張って席に連れて行きます。なまけものさんは寝ています。 「なまけものはいつも寝てるね。」 と、呑気にねこさん。 「ちょ、ねこ!手伝ってあげようよ??」 いぬさんはうさぎさんの元へ走り寄ります。そして軽々となまけものさんを担ぎ上げて1番後ろのなまけものさんの席に座らせます。 「いぬは怪力だから一人で大丈夫でしょ」 ねこさんは椅子に逆向きに座ってなまけものさんをかまいます。 「ねこ……寝かせて……」 なまけものさんはうっすら目を開けて抗議しますがねこさんがそんなことでやめるはずもありません。
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