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手近にあるテーブルを音がよく響くように蹴って存在に気付かせる。
「……随分と、面白いことやってくれんじゃないの」
私に気付き、顔が青ざめる同期達。空気が凍りついたのがよくわかる。
「人で遊ぶとか、いいご身分ねぇ? こちらはアンタらのせいでまともに仕事が出来なかったんだけど?」
同期達は皆して責任の擦り付け合いをし始めた。お前が悪いだの、なんだのって。
それを見て更に怒りが湧く。
「黙れっ! 全員同罪よっ!!」
私の怒声にその場がシーンと静まりかえった。
いい大人が……情けなくて、溜め息が出る。
「そんなことに熱心になってるから仕事の成果が上がらないのよ。ガキみたいなことする暇あったらもっと会社に貢献できることしなさい」
最後に睨みを利かせ、
「……2度と、舐めたマネすんじゃないわよ」
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