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最初にキャストカードが配布され、
個人個人で確認した後、人狼同士が
顔を合わせる。
私は人狼を引いた。もう一人は…
ここでは言わない事にしよう。
全員が「私は人狼ではありません」
宣言をしてゲームが始まる。
決勝の舞台に進むだけあって、
細かい顔の変化や、緊張・違和感を
感じない程に手慣れた印象を受ける。
1日目が始まる前に、
グループで話し合いが出来る
「グループタイム」となる。
栗部「俺は人狼ではなかったが、
(もちろん嘘である)セイジやケイゾウは
どうだった?」
牧田「オレは違うな、ケイゾウは?」
浜「僕でもないな」
牧田「とりあえず、どういう手段で
炙り出し(ブラフで怪しい人を
浮かび上がらせる事)しようか?」
栗部「とりあえず、2*0で疑ってみようか」
2*0とは、相手チームに対して
何人と何人で人狼がいるか?を示す
我々の暗号である。
我々の次(第二チーム)が最初の数字、
その次(第三チーム)が二番目の数字を
指している。
2*0なら、近藤レイジのチームに
二人いるのでは?という事を意味する。
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