第1章

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 部室棟は教室棟と違い、校内唯一の木造だ。優しく、そして懐かしい感じがした。  まだ時間が早いのか、ほとんど人気は感じられないその中で、ぼくは迷わず文芸部の部室の扉を引いた。                     
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