第1章

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           ドーン。                部屋を出るなりまた、アクシデント。  何かにぶつかった。                    「おっ、さてはやられたか」                  見ると、そこには立派な体格の男性。うちの親父と同い年くらいか。豊かな髪をオールバックに決め、口の回りに白いヒゲ。それがもみあげにつながる容貌は まるでライオンだ。                    
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