君を森で待つ

4/8
前へ
/62ページ
次へ
私はうっすらと埃がかぶっている椅子と机の埃を払い、椅子に腰をかけた。 紫苑「“新撰組録”」 そう表紙が書かれてあった。 そして中を開き私は読み始めた。 『俺は新撰組の生き残りとしてこれを残す。』 最初の書き出しはそう、書いてあった。
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加