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「人間がいつ滅びるか……私の意見は数百年後、だいたい五百年後くらいには滅びるんじゃないかしら。今現在世界の人口は増え続けていて尚且つ住む場所も、食べる物も少なくなり、そして私たち生物を支えてるこの星が色々な意味で疲弊し切っている。枯渇した土地は、植物は疎か生物さえも住むことは難しい……この星の寿命はそろそろ尽きる。砂漠化が進み人間の住む場所は狭まることになる。そしてその住む場所を欲するのが人間で欲するあまりに戦争をして更にこの星に追い打ちをかける。結論、この星は数百年の内に死に……それに伴って人間も滅びると思うの。」
私の名前は夕月 凪……今をときめく(らしい)女子高校生。
幼馴染曰く、腰まである夜空のような黒髪に琥珀色に近い茶色の切れ長な瞳。
陶器のような滑らかな白い肌をしていて、出てるところは出てて引っ込むところは引っ込んでる身長168cmのモデル体型。
人を寄り付かせないクールな雰囲気を放っている美人……らしい。
らしい、というのは私自身が自分のことに対して些か無頓着なのが原因だと思う。
それ故に、幼馴染からよく女としての恥じらいを持つことや自己管理をしっかりするよう説教されることがあるけど、私は気にしない。
だって面倒だもの。
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