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助けて…
声が聞こえる……。
――――――――……。
「はっ!?」
一護は、ガバ!!と起き上がりゆっくりと呼吸をする。
「(何なんだ…あの夢は、まるで…俺の目の前で実際に起きたようなものだった…)」
そう思うと、一護の身体は、恐怖で震え上がった…
「わかんねぇ…」
そう呟いた…。
「一護…」
聞き慣れた声が聞こえ一護は、振り返り言う。
「なんだよ…ルキア…。」
何故ここにいるんだ?とは、聞かず、ただ、じっとルキアを見た。ルキアは、少しだけ、目をそらし一護に向き合いこう言った。
「貴様…昨夜、尺魂界に来なかったか?」
「尺魂界に!?なんで?俺…行ってないぜ…」
一護は、言うと、ルキアは、やっぱり…と呟いた…
「何があったんだよ…」
「いや…実はな…」
そう言おうとしたときだった。
「こらこら…勝手に言うたらアカン…そう教えられなかったのか?百哉に…まぁ…あいつは、そうは、言わんか…」
「「!!!!!!???」」」
突然現れた少女に二人は、びっくりした。
「ウイッス!!うちは、ひなみや!!よろしく♪」
オレンジ色の髪が、ふんわりと揺れた。
「ひなみ?」
「そうや。なんだよ?うちの顔になんかついとるんか?」
「俺とそっくり!?」
一護は、そう叫んだ。
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