【1噺】ある意味、壮大すぎる迷子

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「…ん、………」 えっと、ここは何処だ? 部屋…、だよな。 壁も見当たらず、ドアも分からない。 広いか、狭いかも分からない。 なのに明るい。何故? 「一様、お目覚めの様だね」 いつの間にか、目の前には、…青年? 少年? が立っていた。 色々質問したいが、まずは 「えっと、ここは何処……?」 これだろう。 「ここ…、か…。なんて言えばいいんだ? 一様、神の空間、と言う事で」 予想の斜めを越えていた事は、言うまでもない。
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