第3章 ~ アナザースカイ ~

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舟を岸につけ、二人を舟から降ろす 祐樹は瑠鹿の右腕を肩に回し、自分の左肩をハメた。 「タカちゃん!左側もって!」 「はい!」 「やっくん、シホちゃん、フヒトをお願い!」 「わかりました!」 アーーーーー アーーーーー 「こんな時に空襲かよ・・・。ユキ先輩!先の森に隠れましょう!」 「うん!皆、頑張って。2人を運ぶよ!」 瑠鹿と史は時折、呻き声を上げた 「ルカ兄ぃ、頑張って!」 「兄様!」 もう、夜になっていた。 暗い雪の道なき道を進み 6人は森を目指した
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