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「なに?」
振り向こうとすると、横に高宮くんが並んできた。
じっと高宮くんの顔を見て、脚の先まで視線をおろす。
無駄に大きくて、無駄に脚が長い。
普通に急いでいた私にあっという間に追いつかれて、なんだかムカツク。
「あ、あの……。食堂行くんですよね?」
「そうだけど」
不機嫌さが顔に出たのか、ビクビクしながら聞いてきた高宮くんに返事をした。
返事が返ってきたことに、ほっとしたような表情を見せて高宮くんはへらりと笑った。
「じゃあ、一緒に食べませんか?」
高宮くんの口から出た言葉に、私は凍りついた。
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