第1章

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きずけば一人になっていた。 誰もいない。 僕の回りには壊れたビル、人の死骸、そして僕が守ろうとした「仲間」が転がっていた。 本当にすべて壊してしまったことにきずいた。 僕はその場所にいることができず走って逃げ出した。 走った。走って走って走ってもっと遠くえと…。 このまま消えて無くなりたいと… 強くそう願った。 だがそれは、許されるはずもなく、無情にも僕を攻め立てた。 僕は体力がつきるまで走り続けた。 そこに待っていたのは、「仲間」の死体が山住になっていたところだった。 僕はそれを見て吐き気に襲われそのまま意識を失った。 僕は何も出来なかった… 「仲間」を守るどころか、その「仲間」を自分のてで殺してしまったと言う真実だけが、残ったのだった… 目が覚めると回りには壊れたビルや建物しか無かったのだ。 僕が殺してしまった、仲間の死体も人間の死骸も無かったのだ。 まるで片付けられたような状態だった。 『何で…何で、みんないないんだ!!!』 『どうして……うっ…ひっく…うぅぅ…ぅぅぅぅうううああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!!』 僕は泣き叫んだ。 泣き叫ぶことしかできなかった…。
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