15 告白-2

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飯島さん、立食パーティで飲み比べはやめて下さい。 いつも元気で陽気な監督さんだけど、今日はまた特別底抜けて明るすぎる。多少お酒が入っているせいだろうか。 泣き上戸とか笑い上戸とかあるけど、これは何上戸なのだろう? 「じゃあ、谷田部さんはどうですか? いける口ですか?」 私にお酒を飲ませることを諦めたのか、飯島さんは、課長に笑顔で話を振った。 対する課長もいくらかお酒が入っているはずだけど、鉄壁の営業スマイルは崩れない。 「ええ、まあ、それなりに。弱くはないと思いますが」 「おお、それは頼もしい」 その答えを待ってましたとばかりに、ニッコリと、飯島さんの顔に会心の笑みが浮かんだ。 「じゃあ、パーティの後、3人で2次会に行きましょう!」 は、はいっ!? とんでもない提案と言う名の決定事項に、思わず点目になったのは言うまでもない。
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