15 告白-2 #2

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まさか。 まさかとは思うけど、 この話の流れはもしや。 我知らず、ごくりと喉が大きく上下する。 「じゃあ、何の遠慮もいりませんね。では、改めて言わせてもらいます」 「は、はい?」 何を――?  と声に出す暇もなく、 飯島さんはメガトン級の大きな爆弾発言を投下した。 「俺、初めて会った時から高橋さんに惚れてました。もう一目惚れです。良かったら、付き合ってもらえませんか? ってか、付き合って下さい!」 ピー! っと、 頭のどこかでエラー音が聞こえた気がする。 今、何を言った、このお人。 私を、ずっとなんですって? 所謂一般で言う所の『愛の告白』というモノをされたのだと、エラー中の脳細胞は上手く認識してくれない。 だって、こんなこと、生まれて初めて。 東悟との時は、いつの間にか付き合うようになっていて、こういうストレートな告白は無かった。だから、どう反応していいのか全然分からない。 「あ、あの私……」 飯島さんは、いい人だ。 とってもいい人だと思うけど。 ああ、どうしよう。どうしたらいいんだろう。
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