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「だってさ、ヒロの行く大学、頭も悪くないしイケメン多いことで有名じゃん」
「おお、そうだけどさ…もっと、こう、オブラートに包んで…」
「実際タクヤさん、いい人だけど格好良くないし、ヒロ喋らなきゃ可愛いからなぁ…」
「おいwwwwwwwwwwwwwwww」
わかっている、そんなことはわかっているんだ。正直タクヤは格好良くもないし、優しいだけで性格が合うかといえば微妙なことくらいわかっている。あたしは可愛くはないけど。
ーーーーーーまあいいや。
この一言で全部片付けていた自分を恨みたいと思ったのは、ほんの1ヶ月も経たないうちだった。
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