生故の価値

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人間(ヒト)は自然から様々な恩恵を受けている しかし僕らは自然に何を返せるのだろう 大地を開き 木々は倒され 蒼き地球(ホシ)は疲弊してゆく 文明なんてそんなに必要? 生命(イノチ)を奪い 大気は汚(ケガ)され 紅い月は僕らを見ている それでも僕らは空気が必要 僕らはそう…生かされている 感謝の気持ちを忘れてはならぬ 人間(ヒト)に架された罪は 決して軽いモノではない 償いと 自ら命を断つ事は別物だ 後者ならば 更なる罪が架されよう… 蒼き地球(ホシ)に産み落とされた希望なのだから… あの頃と変わらぬ景色を見つめている 僕の命(ココロ)が消えかかろうとも ずっとそばにいるよ 今は誰にも会いたくないと 落ち込む事もあるだろう それでも陽はまた登ってゆく…
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