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後ろから視線を感じて振り返る。暗くて良く見えない。変だなぁと思いながらも歩き出す。
暫く歩いていると後ろから足音がする。その音が段々近付いて来る。もう一度振り返るが誰も居ないし、足音も聞こえない。怖くなって少し早足になる。
やっぱり足音がする。
家迄後少し。余りの怖さに走って帰る。マンションのエントランスに着き辺りを見回すがやっぱり誰もいない。
気にし過ぎかなぁ……
そう思い部屋に帰って行った。その時一つのミスを犯す。
それが更なる恐怖に繋がるとは、その時は思わなかった。
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