22人が本棚に入れています
本棚に追加
/277ページ
実は……。
今日のお弁当は愛娘のお手製です。
昨晩、我が家はかなり揉めました。
それは、受験における心構えについてです。
成績が悪くて不機嫌な愛娘。
「ママにはどーせ言ってもわからないし!」
「親に向かって言うセリフじゃあないでしょう?受験してくれって頼んだ覚えないし!成績悪いからってあたらないで!」
しかも、勉強してる時間はね。
周りの子達よりはかなり少ないと思う。
相変わらずテレビも見る。
1日中、本を見てる。
勉強の本ではなく、最近凝り出した単行本。
しかも、その本には音楽もあるらしく、ずっと私のスマホで聞いている。
取り上げたら、私が寝るのを待って聞いていた。
真夜中に……。
おかげで、スマホの調子は悪く熱を持ち充電出来なくなってしまった。
修理に出そうか悩みながら、電源を落とすと冷えて充電出来ることを知った。
1日数回シャットダウンしている。
全く困った愛娘です。
それでも見守ってきたつもりだ。
お勉強より大切なものがあると思ってるから。
でも、愛娘は絶対に志望校も変えないし、当初からの受験志望も変えない。
ならどうしたら良いか、昨晩は寝ずに考えていた。
ずっとずっと愛娘は志望校を夢見て来た。
どうしても受かりたいと言う。
なら、私も怒りますか!
受験が終わってからでも出来るものと、合格したいからこそ我慢すべきもの。
今しか出来ないもの。
その区別をつけられる様にする事。
私は、愛娘に今しか出来ない思い出は沢山沢山作っているつもりです。
花火大会もドライブも旅行も映画も……。
でも、本は逃げない。
合格したら読める本も沢山ある。
テレビも録画もそう。
合格には何が必要なのか?
それを極々言って聞かせたつもりです。
最初のコメントを投稿しよう!